IX BALLS[ナインボール](2012年度)

  ixballs01 ixballs02 IX BALLSとは、私たち9人がボールとなり、ビリヤードのゲームの一つに見立てました。ビリヤードにはさまざまなショットがあるように、それぞれの個性あふれるさまざまな作品を観客の皆さんにおみせするためにこのタイトルを名付けました。IX BALLS2では初の試みとして2012年9月から始まった他大学との作品交流として、名古屋学芸大学の卒業制作作品と卒業制作作品も上映します。

IX BALLS

会期:2012年7月21日(土)〜27日(金)
時間:19時開始

tei 色 (03:45) 程 弘志 2012年度2年生 日常をテーマに、色にスポットを置いてみました。
kusumoto ベジフルワールド (03:34) 楠本 飛鳥 2012年度2年生 ピーマンの断面図・・・といわれたら、どんな形を想像するだろうか。野菜や果物を調理するとき、包丁でまず切っていくことが多いが、その切り口の形は数知れない。今回は野菜や果物の、断面図をはじめとする様々な形を使って画面を展開させようと思う。
kawanishi ビーズ気分 (01:35) 河西 美和 2012年度2年生 ビーズを使ったストップモーションを撮ってみました。点の集合が線になり線の集合が面になる。そして面の集合が様々なものになる。
takao cut (05:32) 高尾 美優 2012年度2年生 いまもどこかに、こんな「いつもどおりの毎日」を送っている人がいるのかもしれない。


ueno 否定と肯定の秩序 (15:00) 上野 耕平 2012年度3年生 かの有名な「SJ」は言いました。「否定と肯定は2本の線として並んでおり、決して交わることがない」と、つまり同じ種類ではあるが重なると矛盾が生じる。この格言、考えさせられますよね。そう思っていただいた方恐縮です。有名人の格言でもなんでもなく私が短時間で考えた言葉です。「なんだお前か」なんて思った方、それが否定です。そしてさっきまで「良い格言だ」と思ってた方、それが肯定です。なんにも感じなかった方にはこれから仮定の話をします...
sakai ありがとう (07:02) 酒井 廉 2012年度3年生 「ありがとう」の意味を考えたことはありますか?ある男性がひとつの仕事に出会い、感謝の大切さを学ぶ物語を描きました。日常で意識しない所に目を向け、考えてもらえたらと思います。






tatsuta それいけクリオネちゃん (05:29) 龍田 東生 2012年度3年生 この世にはわからないことが溢れているけれど、友達がいたら、大丈夫。小学校に通うクリオネちゃんの一日。
higashi gain・動力 (18:00) 東 遼太 2012年度3年生 私たちは日々一体何を生きる原動力としているのか。 そしてその原動力とは一体何処から来るものなのかを4人の異なる立ち位置の人間に問う。
tou tell me your story (06:18) 董 剣南 2012年度3年生 日本にいる中国人研修生の思い。生活、言葉の壁、出生、現実、三年間の日々を描いた物語。
fujii Life (03:18) 藤井 梨乃 2012年度3年生 人間は体に悪いと分かりながらも薬やタバコや酒に手を出し体の異変に気付き、ようやくやってた事に後悔をする事が滑稽だなと思って今回の作品を作りました。
ryou リスト (11:00) 梁 景滔 2012年度3年生 男性と女性の中でお互い、いろんな疑問点に関して表しました。互いの長所と短所の中で短所が暖かく、癒しく感じる。彼らは愛しています。本当の愛はお互い短所のせいで愛が冷めやすいもんじゃありません。
takehara アライブ (05:52) 竹原 妙 2012年度3年生 人の弱い部分をテーマにしたアニメーションの作品です。



okajima 踏切製作 (05:52) 岡島 大策 2012年度3年生 自転車が一台出来上がるまでのムービーです。とにかく自転車の鉄臭い感じや渋く仕上げる為に白黒で仕上げました。
kaseda 頭呑み (05:21) 加世田 貴之 2012年度4年生 人間も亀みたいに、頭が引っ込んだら面白いと思って作りました。

ikeda カメタクvs ウサタク (05:00) 池田 真亜子 2012年度4年生 亀のタクシーとウサギのタクシーのおはなし。
sakai ある日のできごと (04:30) 酒井 華織 2012年度4年生 課題の合間に仮眠をとっていたら、もう一人の自分が居た…。ある日の姉が見た不思議な夢を作品として制作しました。
nagao 雪とサルビア (07:58) 長尾 奈央 2012年度4年生 少女は夢の中の不思議な部屋で花の精と会うのが楽しみでした。花の精は少女の話を聞くのが楽しみでした。ずっと二人でいれればいい。そんな世界を変えたのは、外の世界での少女の初恋でした。
okada 新世界の中で (02:28) 岡田 祐平 2012年度4年生 今現在までにある良きものが、徐々に消えかかってきている。なのにそれに気がつかない人が多くってね。当然、次の世代にも伝わっていかなくなっちゃって。やがて気がつく頃には無くなっているのではないだろうか。
okada 御澪奥宮離 (20:00) 岡田 祐平 2012年度4年生 ーあれから数日後、男性は奇妙な失踪をしたという事件としてとらえられた。 それを受けとめられない彼女がいた。同時に彼女は事件当日最後の目撃者だった。 彼女はもう一度、閉ざされたあの部屋へ踏み入ることを決意するー。
※本編中の一部のノイズは撮影中に不自然に写り込んだものであり、あえて消していません。
osuga 水平行感覚 (03:30) 大菅 敏之 2012年度4年生 最近川沿いをよく通ります。 そこでは人の平衡感覚は水面よりも自由に動くし、景色は一定に流れたりなんかしません。 遠近法なんかは頭のいい人の錯覚なんです。





ohashi Girls meetinG (05:07) 大橋 仁美 2012年度3年生 「女子会ってどんな感じなんだろう?」という妄想からできました。 本音と建前があったり、自分の話以外はどうでもよかったり、その場にいない人の悪口を言ったり… そういうものの空気をイメージにしてみました。 120%私の「女子」に対する偏見からできています。多分実際の女子会はもっと和やかなものだと思います。
shiomura Rainy Pop (03:20) 塩村 文野 2012年度3年生 水とピアノによる雨の曲。雨の彩をお楽しみ下さい。






fukui 潮騒 (06:16) 福井 麻理 2008年度卒業生 空白の中にある「意識、思念」をテーマにした作品です。内的な世界と外的な世界、呼応する二つの世界を描いています。
bakusou 爆装の冬 (05:00) 魚雷映蔵 2009年度卒業生 【急募】未経験者大歓迎!スグに覚 えられるカンタン作業です!日給:1万5000円〜 高収入!短期もOK!髪型自由!年齢不問!バイク通勤可!やる気さえあれば大丈夫!! 勤務地:ロマンス街16丁目1-10
hayashi TickTic (12:11) 林 香奈 2009年度卒業生 リンク,フラグ,大好きシーズンの到来!
hayashi Yu_uY (04:30) 林 香奈 2009年度卒業生 毎日夢日記を書く事で現実の記憶と夢の記憶との区別がつかなくなっていく。現実だと思っていた出来事が実は夢だったという夢を見たという夢を見てまだ夢であるにも関らず夢日記を書き続け自ら憂鬱のループを歩いている事に彼女は気づいていない。
matsui 奥山君占い (04:00) 松井 みどり 2010年度卒業生 タイプ分けしてみるちょっと乙女な男の子です。
matsui 泡ぶく (06:00) 松井 みどり 2010年度卒業生 女子はいかなるときも喋り続けている。口から泡ぶくがでるまで。
koike Repeat (09:00) 小池 遼 2010年度卒業生 ・何度も何度も繰り返す夢は、僕の心を深く傷つけていく。いつか僕はおかしくなってしまうのではないか?
・夢から抜け出す方法も分からないまま  いつも、殺され  そして、また目が覚める。
・はやくここから出してください。

IX BALLS2


会期:2013年2月23日(土)〜3月1日(金)
時間:19時30分開始

tei 経過 (04:00) 程 弘志 2012年度2年生 朝の認識は人によって異なると思います。けど、同じ面もあるはずです。
kusumoto 10 seconds (06:00) 楠本 飛鳥 2012年度2年生 好きなことをやっていると時間が経つのは早いが、苦痛なことをやっていると遅く感じることもある。さて、この少女の場合は・・・?
takao 大衆 (05:00) 高尾 美優 2012年度2年生 没個性・同調現象について
tou ウェディング (18:05) 董 剣南 2012年度3年生 全く知らない人の結婚式に、撮影スタッフとして携わることが出来たことがきっかけで、この作品を作りました。私にとって結婚式とは二人で乗り越える試練だと思います。あなたにっとて結婚式とは何ですか?映像をみて自分の答えを見つけよう。
ueno カタルシステム (12:00) 上野 耕平 2012年度3年生 モノを考え、それを発表するすべての人へ
自分のアイデアを構築して、それを周りに話すとき、認めてもらいたいと思ったり、 こんなことしてみたい。などと、アイデアを思いついたり、創作は楽しい作業です。 そして、自分の言いたい事を語る映画は直線であり、複雑なものです。 それは、人も同じですか?
okajima Coopers film (07:48) 岡島 大策 2012年度3年生 我が家で20年間連れ添っている、もはや家族のような一台でありながら、現代にはないアナログチックな車であり、その可愛らしいボディからは想像出来ない走りが出来ます。しかし最後には…。



sakai idea~アイデア~ (06:15) 酒井 廉 2012年度3年生 コピーライターを職業とする男性が良いアイデアを出そうと考えているが思い浮かばず、悩み苦しむというストーリーを描きました。作品の内容を考えるときに「アイデアってそもそも何だろう…」と思ったことがきっかけで、この作品を作ろうと思いました。苦しむ男性に襲った悲劇とは…。
takehara 変舎 (05:10) 竹原 妙 2012年度3年生 ささいな変化をとり続けました。






tatsuta カラフル同居人 (02:00) 龍田 東生 2012年度3年生 ある日、家に帰ってくると何かの気配を感じる。紙の住人とのコミカルストーリー。
higashi ひかり (07:30) 東 遼太 2012年度3年生 真っ暗な中を歩いていると自分が様々な色に染まるのがわかる。真っ暗な中だからこそ何色に染まっているのかがわかる。その色の光源はどこだろう。
fujii 夫婦愛 (07:00) 藤井 梨乃 2012年度3年生
ryou 大阪青年第一回 (05:53) 梁 景滔 2012年度3年生 チャラ男のナンパ逆襲



ohashi Real-reali2 (15:00) 大橋 仁美 2012年度4年生
kaseda 崖の上のハーピー (04:44) 加世田 貴之 2012年度4年生 帰路に残された父の遺留品、そして大きな赤い羽根。知人の通達を頼りに現場へ赴くと、そこにいたのは.........。
okada 黒いアプリ (30:00) 岡田 祐平 2012年度4年生 突然、アプリが送られてきた。私は好奇心でそのアプリを起動してみた。アドレス帳が表示される。「誰を殺しますか」と聞かれた。どうやら選ばないと終了出来ない。仕方なくどうでもいい人間を選んでみた。数分後、そいつが死んだ。 黒いアプリは、携帯電話を持っている全ての人間にやってくる、殺人アプリだった。
osuga M(Y)E (04:00) 大菅 敏之 2012年度4年生 自分の見ている景色と他人の見ている景色はきっと違うと思う。その中間があるなら見てみたい。そんな考えで作りました。





sakai (I) (10:00) 酒井 華織 2012年度4年生 就職活動っていう人生の分かれ道の所で、過去を振り返っているときに自分の高校時代の記憶の欠落に気が付いた主人公。 同時に、放置していたツイッターで謎の呟きが…。
nagao 緑の宇宙 (10:00) 長尾 奈央 2012年度4年生 はっぱが生え並んだ小さな緑の星で、その女の子はラジオとシャベルと、碧く広がる宇宙を眺めてすごしていました。そんなある日、彼女の元に、見たことの無い「緑の音符」がやってきます。ふわふわとしたそれに導かれるようにして、女の子は緑の星を飛び出しました。はたして彼女は緑の宇宙で、行く先々の星で、何を見つけるのでしょうか。
shiomura トガクシフォークロア (15:00) 塩村 文野 2012年度4年生 民俗学専攻の落合由里を追う記録ドキュメンタリー。誰にでも固有の習慣や方言があるだろう。ルーツを探り、やがて見えてくるものとは…
yasui 花の恩返し (05:00) 安井 憲 2012年度4年生 日本昔話をイメージしたアニメーション作品です。絵柄のイメージは切り絵です。切り絵とは少し違いますが、影響を受けてます。昔話によくあるパターンを取り入れ、昔話風の物語を目指して制作しました。
square2 SQUARE2 (10:28) イラストレーションコース 2012年度2年生
「黒い四角形からスタートし、黒い四角形に戻る」という課題をクラス全員が制作し、繋げて1本の作品にする企画の第2弾。昨年に続き、今年も22通りの個性的な作品が揃いました。 (山本大地、麻野亜由美、右近優、岡﨑未沙、小川優佳、荻野督斉、小田葵、越智美由希、川中未来、木村祐希乃、小松亜紀、坂野桃佳、白浜そよ子、髙尾沙智、田中楓、仲谷優花、中西絵理、那須薫、西澤舞雪、平井杏奈、山本温子、湯澤真那)
gyorai 四つ脚のベロシティ(予告編) (01:00) 魚雷映蔵 2009年度卒業生 電話や車などが、地域に一台、家庭に一台、個人に一台と普及することによって、日本は経済を発展させてきました。ならば人工衛星ロケットも、個人で一基持つ時代が来るかもしれません。この作品はそんな近未来の話です。ちなみにロケットとミサイルは、弾頭に何を載せるかくらいの違いしかありません。




eguchi ガラス男の恋 (17:16) 江口 詩帆 名古屋学芸大学卒業生 男が初めて恋をしたのはガラスのバレリーナだった。不器用な恋心を人形アニメーションで描く、小さな恋の物語。
kobayashi リビング•ダイニング•キッチン (15:00) 小林 亮公(監督) 名古屋学芸大学卒業生
名古屋学芸大学メディア造形学部映像メディア学科卒業制作作品。「お父さんの帰りが遅い。」普段であればとっくに帰ってきている時間を過ぎても帰ってこない父。連絡も取れず、不安を抱く家族の様子を描いた。何気ない日常こそドラマであるという考えのもと制作した作品。
nagata ほんとうのうそのはなし (16:00) 永田 栞(監督)+ 永幡 勇気(プロデューサー) 名古屋学芸大学卒業生
ある日、涼の家に親友の真実がやってくる。それは涼に結婚報告をするためだった。幸せそうに惚気話をする真実と、どこか浮かない表情の涼。言葉の裏にある、本当の気持ちは?身に覚えのある"嘘"の話。
nanjo 微熱 (05:19) 南條 沙歩 名古屋学芸大学卒業生 私が自身の世界観を表現するにあたって、アニメーションという技法を選択した理由は、ゆるぎなく自分を投影することができるからだと考えています。 それは本作を制作しながら確信したことです。

nanjo 白蟲夢 (04:06) 南條 沙歩 名古屋学芸大学卒業生 炎天下のアスファルトの上を歩いていた。地面がユラユラと揺れている。思考するものがなにもない。猫背の姿勢のままペッタリペッタリとただ道を進む。そのリズムにあわせて鼻歌を歌う。ソプラノリコーダーでよく練習した曲だった(作品原案「白昼夢」より南條沙歩)

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