コンペェーク(2007年度)

  khnp01 khnp02 語源は、タイ語で khnplaeek(コンプレェーク)=「変わり者」の意味です。 その意味を『自分にしか表現できない、特別なものを作る人』として、とらえました。 そんな、20人のkhnplaeekたちが、同じ大学に通い、早3年。しかし、みな同じ3年をすごしたわけではありません。それぞれ作品に対する考え、思いは違います。20通りの今の集めた場を今回、<コンペェーク>と名付けました。
今回の大阪成蹊大学デザイン学部映像メディア表現領域作品展<コンペェーク>に関わった人の数だけ<コンペェーク>が広がります。

コンペェーク

会期:2007年7月21日(土)〜27日(金)
時間:20時開始

yamaguchi Color (04:00) 山口 喬史 2007年度2年生 ドローイングアニメーション作品。タイトルの通り主人公以外の人物の色が主人公への関心度によって変化します。 あらすじ -ひと気のない夕刻の帰り道。傷心の青年の目の前に突如少女が現れる。後を追う青年がその先で目にしたものとは-
matsushima 天体遊戯 (01:21) 松島 慎太郎 2007年度2年生 近い未来、地球上からすべての木々が消えたとしたら、私たちの生活はどのような変化をするのだろうか。人は見たことのないものを想像することはできるが、それが正しいかどうかはわからない。この作品は、その想像の一部である。
fujimoto ュメコイ (01:00) 藤本 沙織 2007年度2年生 夢と現実をアニメーションと実写で表現しました。現実の世界の少女は眠る中夢の中で少年となってそこで出会った人魚に恋をするちょっぴりせつない恋のお話です。
tanago 心蝶~こころたより~ (02:30) 田名後 恵 2007年度2年生 あなたは誰に心を伝えたいですか…?心の形を蝶に具現化し、人の手から飛び立って行きます。伝えたい人の下へ…。気持ちを込めて…。心の伝書鳩のように伝えたい人に気持ちを届けに行きます。砂を使ったアニメーションです。
kataoka Clown (03:20) 片岡 朋世 2007年度2年生 ある夜、銃を抱いて傷付き座り込む兵士の前に、どこからともなくピエロが降り立ちます。その姿に驚く兵士から、ピエロは兵士の抱く銃をとりあげて・・・、というストーリーを、切り絵アニメーションで作った作品です。
kitamura letter (02:00) 北村 早織理 2007年度2年生 私たちが日々使用している機器、パソコン。これは電気が通っている、思考をしない数的なものであるが起動時間がパソコン一つ一つに個体差があったり、接続を拒んだり、場合によってはフリーズして仕事を拒否したりとまるで血が通っていて思考する、人間のように思えるのである。
yoshimeki 悲喜交交 (04:00) 吉目 木智恵 2007年度2年生 今から500年前、戦国と称されていた時代。有名なものから、記録にも残らぬ小規模なものまで、数多くの戦が行われていた。私の先祖である「利吉」は、戦国の世を生きた農民であった。これは、戦に翻弄された利吉の、人生の一部始終である。
toyoda 波乱万丈な人生なんてしんどいだけだ (03:30) 豊田 隆 2007年度2年生 とある事がきっかけで出会った二人は恋に落ちた―が、しかしお互いの気持ちに気付かない二人は、悩み、苦心する。 そんな淡い恋心をドローイングによりコミカルに描く。そして二人はどうなるのか!? 宇宙を貫く笑いあり、涙なしの感動しない超大作が今ここに誕生する。
kurokawa 神隠し (02:00) 黒川 瑠奈 2007年度2年生 ある村に1本だけ白い花弁を持つ桜があった。それが、自分も他と同じ色の花弁を持ちたいと思っていた折、人間の流す朱と、白が交わり桃色になるのを目撃する。
izumo 瞬きフィルム Cradle (03:57) 出雲絵理菜 2007年度2年生 「ぱちり ぱちりとまばたきをするたび、シャッターを切る風にして、目の奥のフィルムに記憶が焼きついていく。そうやって積み重なる一瞬の連続のうち、一体どれくらいのことを忘れては思いだすのだろう。捨て去られた記憶のフィルムを“星”に現像する二人を通じて、“あなた”に忘れた思い出を尋ねる短い物語。」
ito Blind Alley (07:00) 井藤就介 2007年度2年生 いつからか道に迷い、辿り着いた場所。そこは白く、ぽつりと二つイスが置かれただけの閉鎖された四角い空間。隔離されたその空間で出会ったもう一人の存在。彼は何もせずただ前を向き、イスに腰掛けていた。会話を始める二人。その問答の先にあるもの。それは簡単なようでそうでない、当たり前の『答え』だった。
asai Hallucination (04:00) 浅井 恭子 2007年度2年生 ある瞬間に幻覚を見た。それはわたし(自分)も知らないようなわたし(自分)の姿。四方を囲まれた真っ白な小部屋の中で、主人公は様々な自分と出会う。わたしとは誰か?常に在る疑問の中で、主人公はその一瞬を体験する。
ouchi 間 (04:00) 大内 光 2007年度2年生 この作品は、内容というものはないんですが、裏設定はたくさんあります。その裏設定は、二人の友達が、夜に遊ぶ約束をします。そしてその約束の日、待ち合わせ場所に行って、ふたりが出会って遊びいきます。それでこの作品はそのできごとの間のところを作品にしました。
hatsukawa Walk (05:00) 初川 遼太 2007年度2年生 私とあなたというテーマに沿って、私を自分。あなたをもう一人の自分。と置いて私が帰宅中にCDを拾って家に帰って聞てみるともう一人の自分が迫ってくる物語。
niwa ・ (04:00) 丹羽 亮太 2007年度2年生 目でとらえ脳に何らかの錯覚を起こさせる事を目的として作りました。ストーリー性はもたせず視覚的にとらえ見てもらう作品です。ストーリー性がないため製作者側のコジツケがないので、見る人1人1人の感性でとらえてもらえたものが僕の作品のオチであり答えです。
kitamura 愚か者 (03:00) 北村 英継 2007年度2年生 日常で感じる不安を映像にすることを考えてこういう形になりました。どういうものを画面に登場させれば良いか、映像の意味性をしっかり考えることを目標にして作業しました。ズームアップなどはつかわずにカメラを固定して撮影しています。
yamamoto Foot Work (05:00) 山本 洋平 2007年度2年生 Foot Workそれは誰でも一度は体験した事のあること。Foot Workにはその人の心情、思考回路までを読み取る事のできる不思議な力がある。この不思議な力によって繰り広げられる壮大なストーリー!
anan A.A.A(ノーネーム) (02:25) 阿南 良亮 2007年度2年生 映像に関しては若干、加工を施してますが、カットは一切しておりません。音は環境音と水の音を加工して作りました。自分はいかに映像表現において絵と音をシンクロさせるかをテーマにして作品を制作しています。まだまだ未熟ですし、お粗末なものですが、どうかよろしくお願いします。
sano INNER VISIONS (5:30) 佐野 竜太 2007年度2年生 『現実』とは何なのか。我々が普段『現実』と認識している物は、眼球から神経を通じて伝達された信号を、脳が判断し反映する映像に過ぎない。全く同質の人間など存在しないと言うなら、全く同様の現実も存在し得ないのではないだろうか。
tsubokura 水中シリーズその1「記憶」 (07:00) 坪倉 弘忠 2007年度2年生 水中映像を撮るために私はダイビングのラライセンスを取りに行きました。これはその過程で撮れたものです。
ando Run Amuck (13:00) 安藤 にいな 2007年度3年生 様々なものが湧く砂漠に暮らす2人。そんな彼らの前に突如大きな歯車が現われ興味を引かれるが、1人が歯車に異常にはまってしまったことにより今までの生活が変わっていく…
nakamura 逃避 (10:00) 中村 江里奈 2007年度3年生 この作品は現実から逃げている一人の男の子の心情を現したものです。母親の死を自分のせいだと攻めて部屋に閉じこもってしまう。そこで母の思い出にふれ現実逃避した世界に入ってしまうのだが自分の中の想像上の人にまた攻められ現実に引き戻される。しかしそこで母からのメッセージを受け現実を見つめ直すようになる。
ueda スイッチ (03:00) 上田 知衣子 2007年度3年生 この作品は点だけを使ったアニメーションです。バイオロジカルモーションという技法で、点の動きだけで形、行動が分かってしまいます。生き物の形が分かるまでそれは点の動きとしか見えません。生き物を見るには見方の切り替え(スイッチ)が必要です。
yamagiwa 連鎖 (03:00) 山際 慎之介 2007年度3年生 モノには裏と表があると思います。いつも見ているのが表側の部分だったとき、裏側はどうなっているのかと想像をして制作しました。モノゴトの既成概念や常識にとらわれずにこういう考え方もあるというのをくみ取って見ていただけたらなと思います。 モノには裏と表があると思います。いつも見ているのが表側の部分だったとき、裏側はどうなっているのかと想像をして制作しました。モノゴトの既成概念や常識にとらわれずにこういう考え方もあるというのをくみ取って見ていただけたらなと思います。
tsujimura SE (03:00) 辻村 誠恭 2007年度3年生 私たちは五感を駆使し、様々な手段でコミュニケーションをとっている。もしそれらの感覚がおかしくなってしまったらどうなってしまうのだろうか。五感の中でも聴覚に焦点を絞り、声を消した効果のみの映像で面白おかしくコミュニケーションのズレを表現してみました。
mishima 孤独 (05:00) 三島 崇嗣 2007年度3年生 主人公は幼児期から少年期までタイという生活環境や習慣の違う世界で暮らしてきた上で現在日本に来て生活するが、普通に日本育ちの子とは、違う生活を体験をしているため時間軸の違いによって自分だけが取り残されている主人公からみた世界。
matsui メリーゴーランド (10:00) 松井 智之 2007年度3年生 少女とメリーゴーランドが交互に映る、イメージ映像。さまざまな色を使用し、音楽に合わせて画面切り替えをしている。音楽は、一定のリズムで流れる。使用した素材は、メリーゴーランド、少女、傘、花、魚...等。
yamaguchi ダレノタメ (15:00) 山口 実李 2007年度3年生 よくなろうとすること、よく見せようとすることは似てるようで違うこと、でもわたしはその違いに気づかなかった。なんのためによくなろうとしているのか、ダレノタメによく見せようとしているのか、自分のためなのか、他人によく見られるためなのか、考えた作品です。
miyanaga 陽炎 (12:00) 宮永 拓也 2007年度3年生 ある青年が幼い頃の思い出を思いだす。あの時の少女はどこに行ってしまったのかと。フッと聞こえたあの鐘の音は一体…
fukui 生活 (04:00) 福井 麻理 2007年度3年生 とあるマンションで暮らす人々。彼らは同じ住所に住んでいるが接点はなく、個々が無関係に生活を送っている。それぞれを繋ぐ接点は同じ空間にいるということだけ。場所で繋がった彼らの生活は今日も過ぎてゆく。
okabe Fly Over the CHICKEN (25:00) 岡部 優希 2007年度3年生 写真とイラストね切り抜きによるアニメーションです。ハクチョウに育てられたニワトリと、親とはぐれてしまった子ギツネ。本来は『狩るもの』と『狩られるもの』という関係のこの二匹。この出会いが小さな奇跡をおこします。
tsukamoto 流夢 (15:00) 塚本 聡 2007年度3年生 夢の中で女のこが夢を作り替えてイタズラしている現場をみてしまった、彼女はそれからどうなるのだろうか?
yasui 赤い糸 (05:00) 安居 佳吾 2007年度3年生 あるところに九十九神(長い年月を経た物に魂や霊が宿ったもの)がすむ小さな森がありました。そこに二匹の仲の良い針山(針刺し)の九十九神がすんでいました。二匹は離れ離れにならないよう、自分たちを一本の糸で結び付けていました。
baba Studying (05:00) 馬場 緑 2007年度3年生 私たちの周りでは生物のように命を持っていないモノが存在します。授業中誰もが何らかの“ラクガキ”をノートに描くといった経験をしたことがあると思います。“ラクガキ”生きているように動けばおもしろいのではないかと考えました。
moroi 音次朗 (08:00) 毛呂井 裕規 2007年度3年生 外から入る情報は、想像することのきっかけとなり、発想することのエネルギーとなる。この音次郎も自信の想像力と共に日々成長していく。様々なものをきっかけに、ほんの数分の記憶から、幼き日の記憶までさかのぼり音次郎は一体何を想像し発想していくのだろう。
kurihara コントロール (15:00) 栗原 亮 2007年度3年生 男の体から出る気体はいつまでも男から出し続けられていた。その気体を出す具合も様々で男が歩くとそれほど出なく,走ったりするとたくさん出る。男はそれらを確認するかの如く動き続ける。そして,ふと気体が出る穴を埋めることに,すると今まで出ていた気体は止まり,男の体は普通の体となる。
seto 雨(Vegetation) (00:30) 瀬藤 尚美 2007年度3年生 心疲れた男が立っていると、コンペェークの雨が降ってくる。そののち、色鮮やかな植物が生えてくる。鮮やかな様子をみて、男も色づく(色気づく)。
seto 豆(Subsection) (00:30) 瀬藤 尚美 2007年度3年生 【粒選りのコンペェークメンバーが織り成す、まめやかな映像展】というフレーズに、まめやかな“豆”が、映像展をコミカルに告知している。
umakawa その先には (00:30) 馬川 奈央 2007年度3年生 不思議な世界に落ちて来てしまった主人公。彼は果たしてどこへ行き何になるの だろうか。答えは私たち3年生展の「コンペェーク」。 フライヤーを眺めているとなんだか人のように見えてきた。もし私たちが造り上げたモノが意志を持つようになったなら…
ohshima コンペェークiPod風味/あなたも私もコンペェーク (00:30) 大島 永大 2007年度3年生 某CMをコンペェーク風に?アレンジ。クールなイメージを変なイメージに変えてみました。あなたには何のCMか分かりますか?コンペェークを見に行った人たちに異変が!あなたも見ればこうなってしまうかも?
sato コンペーク 愛のある作品 (00:30) 佐藤 文哉 2007年度3年生 僕はコンペークのCMです!! 30秒と言う短い時間でどれだけ視聴者に印象を残せるか考えた結果漫才という形式にしてみました!! 静かなアニメーションより今流行りのお笑いの方が若い人達も興味を示してくれると思います!!
tsukamoto under current (05:00) 塚本 美奈 2007年度研修生 表面に張り付いてしまったものの奥へと進むにつれて、一体最初は何だったか忘れてしまう。このまま進んでいけば何か見えるかもしれない。でも、なにも見えないかもしれない。そして、何かを思い出すかもしれない。
ando 小旅日和 (06:00) 安藤 佳奈子 2006年度4年生 毎日を退屈だと感じたとき。そんな日ちょっと出かけてみよう。いつもの風景が今日は違う表情をみせるから。わくわくしたり、はっと驚いたり。いつもなら見逃している出来事に今日は気づくかもしれない。まるで小さな旅をしているようだもしかしたら私たちは毎日旅をしているのかもしれない。そんな風に思えたら退屈な日なんて一日もないと思うのだ。
seki アタシ (05:00) 関 悦子 2006年度4年生 彼氏とのデート中、気がつくと化粧した顔が 大変なことに!急いで化粧を直しに行く。外 ではトイレに行った彼女をずっと待つ彼氏、 しかしなかなか出てこない、さて、どうして? ゴム手袋状のラテックスゴム人間によるパ ペットアニメーション。
takeda ドアホ達の一夜 (12:00) 武田 大 2006年度4年生 暇さえあれば集まる気の知れた仲間達の、面白くてくだらない何気ない一夜。くだらないことでけんかしたり笑ったり自分勝手で単純な人たち。親友とは、相手に何でも言え、つらい時に力をかしたりもらったりすることのできる友人のことをいう。しかしこの作品の 親友は、そのような親友ではない。「変わり者だけど、こいつらってほんとうに仲がいいんだなあ」と感じさせる、不思議な連帯感がそこにある。
nakai 食体験 (06:00) 中井 巧 2006年度4年生 私たちは生まれてから、食べることを繰り返して生きてきた。私たちは食べ続けなければ生きて行けない。毎日繰り返し食べ続けることで、私たちはそれを当たり前なことと思い、あえて気に留めることはない。しかし少し見方や考え方を変えると、普段とは違う何かが見えてくる。
hatano 目線の15°下を見る (08:00) 畑野 将隆 2006年度4年生 車のアクセルに「あそび」があるように、あそびは空いた間を感じさせ、同時にその後にエンジンを駆動させる爆発、緊張感も感じさせる。ポカンとしたぬけがらであるにも関わらず、緊張感をも合わせて持っている。曖昧な表現ではあるが、そこには確かに存在や価値があるように感じられる。そのような「あそび」を空いた間のイメージと、爆発を思わせる緊張感、二つの要素を対置させた。
hiroyasu タイムカプセル (10:00) 廣安 真麻 2006年度4年生 物語の主人公リリコは、誰もが経験する「卒業」という人生の節目に、友だちとタイムカプセルを埋める。しかし社会の荒波にもまれるうちに、その事実さえもいつの間にか忘れてしまう。同窓会の案内をきっかけに記憶がよみがえり、リリコの思いは懐かしい当時の学校の風景へと溯っていく。私たちは過去から何を受け継ぎ、現在にたっているのか。未来へ向かうこの道のりに、いったい何を残して行くのか。過去と対面するそのとき、日常の隙間をほんのすこし優しい気持ちがかすめていく。

コンペェーク2


会期:2008年2月23日(土)〜29日(金)
時間:20時開始

miyanaga プログラムタイトル (01:00) 宮永 拓也 2007年度3年生 コンペェークという言葉の響きとロゴのイメージからこのオープニングタイトル映像を制作・担当しました。芽が出る筈のない荒野に種を植え続ける人。ある日、大宙から巨大なコンペイトウ落下、大地に光が降り注ぎ、やがて荒涼たる大地は緑に覆われていく、そういう想いを託しました。
mishima 影異常かも (04:40) 三島 崇嗣 2007年度3年生 この話は、近しい身辺に起こった「少し奇妙な」出来事。日常生活の中で普段行動を共にしている「影」が、意志を持ち、自ら行動を起こした事件を紹介する作品です。
umakawa 夢と現実の現 (13:00) 馬川 奈央 2007年度3年生 【夢】1.睡眠中に恰も現実の経験であるかのように感じる一種の観念や心象。
   2.将来実現させたいと思っている事柄。
   3.現実から離れた空想や楽しい考え。
   4.心の迷い。
   5.はかない事。頼りにならない事。  (出典/大辞泉)
あなたの夢は、何ですか?
ohshima 発泡くんの東京観光 (10:00) 大島 永大 2007年度3年生 発泡スチロールの発泡くんが、大阪を飛び出し東京観光へ!! サイズの小ささから見る東京は何もかも迫力!! 発泡くんの旅の顛末は、はてさて如何なものに?
tsukamoto MEMORY OF TWO CLOCKS (13:00) 塚本 聡 2007年度3年生 主人公がある時計を見つける事で物語は始まります。時計が見せる夢の中に出てくる人物が、実は実在するのではないだろうか、という主人公の疑念。今の現実世界と違う平行な世界があるとしたら、あなたはどうしますか?
tsujimura あいつの家はちょっとやばい (06:30) 辻村 誠恭 2007年度3年生 友達を家に呼んで仲良く遊ぶ。ありふれた日常の中で、こういう風にすれば面白いんじゃない?という発想から作りました。友人が家を訪ねてくるところから始まる、ありそうでなさそうな非日常をお楽しみください。
nakamura grandma (14:00) 中村 江里奈 2007年度3年生 日常の生活に不安を抱いている孫が、おばあちゃんの行動や言葉に触れ、彼女の生き方に憧れを抱いていく。おばあちゃんの愛情を受け止めて変化していく孫の感情を、ドキュメンタリータッチで描く。
satou 大阪成蹊大学芸術学部CM (00:30) 佐藤 文哉 2007年度3年生 CMにはインパクトが必要だと思い、どうやって大阪成蹊大学の名前を覚えてもらおうかと考えて、同音異義の駄洒落を使いました。噛み合わない会話が印象に残ってもらえたら、と思います。
matsui A Short History of Goldfishes (2:15) 松井 智之 2007年度3年生 どこか遠くにある水槽での歴史を作品にしました。やられてしまう金魚たちにも、豪華な印象を与えようと思い、水槽が乗っている台などをき れいに描いてみました。絵は、Photoshopで描きました。映像は、Flashで作りました。
fukui 箱の中の足音 (07:00) 福井 麻理 2007年度3年生 仕事に飽きて片づけを始めた主人公は、昔遊んだ磁石の駒を見つける。彼女は、おもちゃ箱の中身を広げ、幼い頃の自分に想いを馳せていくのだが‥‥。
setou foot station (03:00) 瀬藤 尚美 2007年度3年生 子供の頃、コタツの中には自分だけの想像で創られた世界がありました。コタツの中って、暖かな癒しを与えてくれる場所ですが、眠り込んでしまったり、長居しすぎると、ドッと疲れてしまいます。そんな一面性を持つコタツを題材にストーリーを作りました。
okabe 不自由人 (15:00) 岡部 優希 2007年度3年生 就職活動に行き詰まった主人公は、公園で出会った不思議な男と会話し、自由について考える。「さあ、あなたはたった今から自由です。好きな事をしてください。嫌な事は止めてください。あなたを縛るルールは何もありません。」さて、あなたなら、どうしますか?
baba ECOIST (05:30) 馬場 緑 2007年度3年生 今では一般家庭にも当たり前のように普及しているエアコン。人は暑くても寒くてもエネルギーを使うようになりました。とある人が、風呂上がりの暑さからエアコンを点けます。エアコンからは気持ち良い涼しい風が‥‥。しかしエアコンの中は‥‥?
yamaguchi 思春(ししゅん) (08:00) 山口 実季 2007年度3年生 小学校・中学校・高校・大学とたどってきた私の人生。これ以降の人生、もっと楽しいことがあるのだろうか? あの頃は楽しかったな、と思う思春期の頃をイメージして描いた作品です。
yasui プレゼント (07:00) 安居 佳吾 2007年度3年生 これは、小さな動物たちが仲良く暮らすある森での物語。森の中心には大きな樹がひっそり佇み森を見守っていました。森の動物たちは、夜になるとその樹の下に集まってきます。ある日、その樹は動物たちにこんな宿題を出しました。それは‥‥。
moroi クール宅配便 (05:00) 毛呂井 裕規 2007年度3年生 ある日、ある男の家に宅配便が届く。中に入っていたのは‥‥。無責任な人間や冷めた人間の姿から見える何かを、アニメーションの動きの面白さと共に感じてもらえたらと思います。
ueda procession (08:00) 上田 知衣子 2007年度3年生 一年、一ヶ月、一週間、人は同じリズムで毎日を過ごしている。しかし、一日一日は全く同じではない。どこかしら行動に変化があるはずだ。その行動パターンと変化を、プロセッション(行列)に置き換えて見て行こう。
iwamoto ハンド・クラッパー ~手のなるほうへ~ (10:55) 岩本 純一 2007年度4年生 世の中には、様々な職業がある。しかし、その全てを知ることは難しい。そんな隠れた職業の中から「ハンド・クラッパー」を紹介する。書いて字のごとく、手を叩くことを生業とするものだ。今回は若くして関西のハンド・クラッパー界を引っ張る滝本真一氏を取材させてもらった。彼の仕事は単純明快。ただ拍手をするだけ。活躍の場は、テレビや各地の公演と様々。しかし、ただの拍手とはいえ、別名「拍手職人」とよばれるハンド・クラッパーの拍手は一朝一夕でできるものではない。毎日の練習や、手のケアを経てできるものなのだ。普段見ることが出来ないそんな裏側まで大解剖。ハンド・クラッパーという職業を通して、滝本氏の生き様に密着した。
kouno 夢物語 (09:00) 河野 紗代 2007年度4年生 今回の作品は、私自身が実際に見た「夢」をアニメーション化させたものである。これまでの作品は、テーマやストーリーを頭の中で考え「意識して」制作してきたが、今回は夢という「無意識」から生まれた発想を表現することで、私の心の中を純粋に表現した作品ができるのではないかと考え、「夢」を卒業制作のテーマにすることにした。
5月下旬から7月上旬にかけて、約一ヶ月分の夢日記を記録。記録した中から特に印象の強かった数日分の夢を選び、「2007年6月5日に見た夢」といった日記形式でアニメーションを作成。手描きイラストと写真を組み合わせたコラージュアニメーションとなっている。
nishiura Imagination Mind (04:57) 西浦 悠祐 2007年度4年生 とある廃墟の片隅に、今にも壊れそうなロボット。何年も何十年も世間から忘れ去られ、それはまるで世界からも忘れられているような孤独な空間。そのせいか、ロボットは相手の心が分かることができるようになっていた。
ある時、月夜の灯りに揺られて一匹の蝶が舞い込んできた。ロボットがその蝶に手をかざす、そして蝶の心を知ろうとする。ロボットは蝶が悲しんでいることを知る。その悲しい気持ちを包みこんであげようとした。しかしよく見てみると蝶は自分のことで泣いているのではなく、何年も何十年も忘れ去られているロボットに悲しんで涙しているということが分かった。そして自分は一人ではないことに気づき、安らかに命が機能停止する。
sugiyama peeper (11:58) 杉山 詩織 2007年度4年生 テーマは「違う視点から世界を見つめる」。普段見慣れている景色を違う生物の視点で見つめる。内容はセミの幼虫が地中から外の世界を覗き見ているというもの。FLASHを用いたアニメーション作品。
taguchi 学生万々歳! (13:26) 田口 智久 2007年度4年生 学生が学生でいられる時間は限られている。モラトリアムの最たる存在である彼らはいずれ受け入れなければならない大人社会への反抗を繰り返す。その一つの“事件”として起こった2005年10月の小さな学生蜂起。わずか20人足らずの学生がデモ行進を行い、大学に立てこもった。 事件の首魁、「美袋一」という人物像を追うとともに、当事者たちのインタビューを交え、“事件”当時に彼らの心中に去来したものを探る、フィクションドキュメンタリー。
nishiyama まぼろしのおはなし (10:18) 西山 博文 2007年度4年生 この「まぼろしのおはなし」は「子供からお年寄りまで誰もが楽しめる。」をコンセプトに制作したアニメーションです。「分かりやすく伝わる」ことを念頭に置き、ストーリーをシンプルかつオーソドックスに作り上げた上で、自分の個性や能力を慎重に作品全体へ盛り込んだ、オリジナリティ溢れる作品です。
chng SHUFFLE (10:07) 荘 偉傑 2007年度4年生 とある国で、2つの政党が国の政権独占をめぐり争いあい続けた。独占を成功するため、2つの政党はそれぞれ秘密組織を設立し、謎の「鍵」、ベロニカズ・キーを探り続けた。主人公タカハラはベロニカズ・キーの秘密を握る組織の女性組員と交際し、紛争に巻き込まれた。紛争中に彼女は逝き、タカハラに「鍵」の位置を特定できる放射装置を残し、他人に見つかる前に鍵を破壊してほしいと託した。放射を受けたタカハラは鍵の位置を特定できた一方、副作用で幻覚を見るようになった。タカハラは治療を求めたが、上層に力を掛けられた医者はタカハラを精神病患者と判断した。孤独になったタハカラは一人で秘密組織の計画を阻止せざるをえなくなった。
yasuda Little story (12:30) 安田 恵 2007年度4年生 私は「生きる為に必要なもの」をテーマにアニメーションで表現しました。 生きる為には様々なものが必要となります。例えば、お金や食べ物…世の中には多くの物が存在しますが、この作品では、「支え合い」を基準としてストーリーを考えました。 ねじ巻きの国に住んでいる少年は「なぜこの国の人々は、お互いのねじを巻き合って生活しているのか」疑問に思います。そんなある日少年は、その答えを見つける為に外の世界へと旅に出ます。外の世界を見て少年の心が変化するまでを約12分間のストーリーで描きました。 人は決して一人では生きていくことができない。誰もが支え合いを必要として生きています。「生きる為に必要なもの」=「支え合い」を元にこの作品を制作しました。
hiroyasu Single-Hearted-Love (04:10) 粟田 基信 2007年度4年生 バンド「ノンフィクションダーティーブラザーズ」のミュージックビデオ。楽曲は「Single-Hearted-Love」。愛をテーマに、様々な人間の愛のカタチをコメディータッチで表現。今回はギターの山田健太郎が主役となり、特別出演のDAVEと刑事、殺人犯の関係がストーリーを紡いでいく。

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